現場に聞いた神職人☆ダメ職人★

住宅・建築

あなたの大切な家をお願いしている職人さん

同じお金を払っているのだからいい職人さんにやってもらいたいのは当たり前ですよね

自分の家に入っている職人が神なのかダメなのか心配になったことありませんか?

この記事を読んで良い職人とダメ職人の見分け方を学んで自分の家はいい職人にやってもらいましょう

どんな職人さんがいいの?

職人さんも人間なので良し悪しがあります

せっかく建てる家。良い職人さんに当たりたいのは当然ですよね

今回は現場でよく話される神職人とダメ職人さんの差をみていきます

職人さんはの賃金形態は

常用 一日働いて(1人工)大工なら18,000円とか25,000円とか単価がきまっている 地域や会社で異なるが一般的に都会の方が高い

請負 この家一棟80万でとか100万でと請負金額が決まります 実際には細かい内訳があったりします

といった具合になっています

そしてその単価や請負金額の詳細は腕のいいA大工でも腕の悪いB大工でも同じなとこが多いのです
中にはA級職人B級と分けて単価も変えているところもありますがたいてい同じです

そして工期があるため現場の進む速度は同じ
工期があるためよほどのダメ職人以外ここは守ります。そのため現場の進行速度は大差ありません

でも仕上がりに差が出ます。 なぜでしょう?

同じ工期の中で時間に余裕を作り手間をかける時間を作る神職人

工期の中でサボったり失敗して時間を失ない。
工期に追われてやっつけ仕事で終わらせたりするダメ職人

それはもう凄まじく差が出ます

これは手抜き工事してるしてない等の大きなお話ではなく

ほんの少しの収まりの良さや石膏ボードの貼り方や美しさ、仕上げ部材の隙間などに出てきます

ビスや釘をマニュアル通りに打っていないなどは論外ですが

神職人さんは見えないところでひと手間を惜しみません

「この方が綺麗だろう。時間はかかるけどもう少しすり合わせよう」

「この方が丈夫だろう。小さい子供もいるしこの方が安心だろう」

といった具合でがんばってくれます

このがんばりは職人のプライドと気概によるものです

どんな職人が入ってもお客様は同じお金払うのが切ない…

幼い人が多い?

職人さんは若い頃それなりに悪さをしてきた人が多いです

なのでまだそういう気持ちが抜けきっていない精神的に幼い人に会うことも多いです

逆手にとって見れば褒めればよい仕事をしてくれますが

無駄にプライドだけ高くそこに触れるとへそを曲げるややこしい人もいます

この仕事に携わる中でなんだこの人?子供っぽいなと思うことは正直多いです

逆に神職人を見ると、あぁこの人は職人じゃなくても成功してるだろうなと思わせられます

一概には言えませんが彼らの多くは腕一本で食べているプライドと気概が強いのです

なので自身の納得いかない仕事をすることを嫌います

お金もらってるんだから言う通りしてくれ‼みたいな考えはあまり通用しません

お金に走る悪循環な職人

お金(単価)に走る職人が一定数いるのですが彼らは早く仕事を終わらすことで一日あたりの賃金を上げます

早いことは悪いわけではありませんが速さを出すために要領よくこなすためにひと手間かけることを惜しみます

さらには要領よくの度を越して個人的に手を抜くものもいます

結局そういう職人は信頼を失い仕事が減りさらにお金に走る悪循環を生み出します

なので金に走る大工にはできるだけ仕事を頼まないほうがいいのです😞

偏見で言わせてもらうとパチンコやギャンブル、趣味に大金をかけるタイプに多い気がします

お金を粗末に扱う人にとっては他人の払うお金も同じことなのでしょう

まぁこんな可愛らしい職人さんなら
少々腕が悪くてもお願いしたくなりますけどね

多くはおっちゃんの職人さんなので冷静に考えましょう

大工の仕事は建具やフロアなのどの仕上げ部材もありますが

多くは石膏ボードなどの下地です。これらはクロス工事をすると見えなくなりますが

やはり隙間なくパンク(ボードの破損)なく綺麗に貼られた石膏ボードにはクロスも綺麗に貼れますよね

私の尊敬する大工には

クロス屋さんから「いい仕事をありがとう」とお礼の電話が入る人がいます

やはり一生に一度の高い買い物。こういう職人に頼みたいですよね

よくある勘違い

よくある勘違いに年配の職人のほうが腕がいい

というのがあります

これは年配が悪いわけではないですが年配であろうと若輩であろうと人によるという事です

まれに「あんな若い大工じゃなくてベテランと変えてくれ」と見た目だけで言ってくる無知な人がいますが

こういう方の話を聞くとなんて知識のない人だろう、子供からも嫌われてるんだろうな…( ノД`)シクシク…

と悲しくなります

断言します

年齢を重ねてもダメな人はダメ!年齢が若くてもできる人はできる!

どの業界でもそうですが当たり前ですよね。

むしろ年齢を重ねたダメな人はすっごいダメです
無駄にごまかしてすり抜ける技だけ成長してますw

そんな風に人を見た目で判断することだけはやめましょう

現場に聞いた神職人とダメ職人の見分け方

では良い職人さんはどこで見分けるのか

基本的には一般的な考え方で大丈夫です

いい職人さんの現場は綺麗☆

なぜなら整理整頓は現場の安全確保と段取りのスムーズさを生み出します

なのでできる職人さんの現場は綺麗なことが多いです

これはデスクワークでも通じますよね

中にはぐちゃぐちゃの机のどこに何があるか把握してる変わった天才さんもいますが…

道具が綺麗

職人さんにとって仕事道具は命です

なので道具の手入れはその人の仕事に対する思い入れに比例します

ダメな職人さんには

道具はボロボロ、切れ味の落ちた刃も交換しない

そうやって節約した金で遊ぶことに使うのに必死な人がいます

はっきり言うとプロ失格ですよね…日曜大工の素人より道具がボロボロでいい家が作れるとはおもいません

神職人はというと

いつみても最近買った道具なのかと思うくらい道具が綺麗です

無駄遣いはしないすごく節約家の人間ですが職人道具は結構お金をかけその分手入れもしています

自分のお金を大切にする人は他人の支払うお金も大切だと考えられます

口数が多すぎる

偏見も入っているかもしれませんが過去にあった人は100%当てはまっています

職人さんは割と人見知りさんのシャイな人が多いです😊

知り合いとは豪快にしゃべってガハガハ笑ってるのですが
初見さんには借りてきた猫みたいになります🐈

お客様や監督が来たときにべらべらと無駄に口数多いのは何かをごまかしたい心理の表れが見えます。

特に監督目線で見ると失敗後にお施主様が来たとき等によく見かけるシーンです

あまりに不愛想なのもお勧めしませんが

神職人さんはお客様とお話するのは基本監督さんだとわきまえているので
聞かれたことには的確に答えてくれますがそれ以外は黙って仕事しています

↑監督目線で見るとこれができる職人さんすごくカッコいいです

逆にべらべら話し出すと「頼むから黙ってくれ…誰も君に聞いてないよ…」

とゲンナリします

それぞれの仕事の領分をわきまえなきゃね

後述の謙虚さにも通じるお話かもしれませんねw

謙虚

今までの経験で100%の確率なので間違いなく言えるのが

神職人に偉そうな人はいません

これは逆に言えば偉そうな人は神職人になれないという事でしょうか

相手の言葉や技術から120%吸収していくような人たちですから基本謙虚です

ダメ職人に偉そうな人はとても多いです

おそらくこれは自分のダメな所を乱暴な行いや相手を威嚇することで乗り切ってきた残念な人の完成形なのでしょう

どうすればいいの

大手ハウスメーカーなどは工事を行う工務店などを何社も抱えています

そして各工務店に優秀な大工やダメな大工がまぜこぜで所属しています

ハウスメーカーなどに仕事を依頼する際は何も言わなければハウスメーカー側の都合で各工務店

などに割り振りされます。

だれが優秀な大工かはハウスメーカーが一番よく知っています

ただしガツガツ聞くと教えにくい状況になりますから遠回しに探りを入れ、そこから所属する大工で優秀な人を聞いて指名しましょう。

契約する前に今から現場見学してみたいなどと言うと少なくとも見せれないような大工の元には連れて行かないでしょうから、事前連絡なくてもちゃんとやっているだろうと思える優秀な大工の元に連れていかれる可能性は高いです。